.NET Core2.2でAzure Functionのプロジェクトを作成できるチュートリアルがあったのでやってみました。
Azure Functionはサーバーレスなサービスで、料金もあまりかからないところも魅力です。
Functionの価格設定は、毎月の関数の実行回数から算出されており、100万回アクセスまでは、無料(参考)となっているため、個人利用であればほぼ使い放題です。
今回は、このAzure Functionを試していきます。
プロジェクトの作成
選択するのはマーカーで印がつけられた部分
- Function ランタイム :.NET Core2.2
- 関数テンプレート : HTTPトリガー
→ HTTP要求がトリガーとなって関数が呼ばれます。 - ストレージアカウント : ストレージアカウントエミュレーター
- 承認レベル : Anonymous
→Anonymousとすると、全てのクライアントからトリガーできます。チュートリアルのなので、とりあえずAnonymousとしました。
作成ボタンをクリックすると、プロジェクトが作成されます。

関数だけなので、かなりシンプルな構成ですね。
1 |
[FunctionName("Function1")] |
の部分が、関数名になります。
試しに「F5」キーを押して実行してみましょう。
Azure Function Core Toolsと呼ばれるコンソールが表示され、アプリケーションの動作が確認できます。
Visual Studioさん流石です
コンソール画面の出力から、
赤線部のURLをコピーし、ブラウザーでの応答を確認します。
http://localhost:7071/api/Function1?name=debobonet
とURLをたたいたら、Hello, debobonet
という出力が返ってくることが確認できます。
これで、ローカル環境での開発は終わりです。簡単ですね
Azureにデプロイ
次はAzureにプロジェクトを発行していきます。本来であれば、コマンドを叩いたりなどの操作が必要だったりすることが多いのですが、Visual Studioにはデプロイの機能も備わっています。
「ソリューションエクスプローラー」から、プロジェクトを右クリックし、「発行」を選択すると以下の画面へと遷移します。

Visual Studio Proのライセンスを持っていると、5000円分のAzureクレジットも付いてくるため、Visual Studio Professionalというサブスクリプションが選択できます。
「発行」ボタンを押し以下の画面へと移ります。

この時点では、Azure上に関数のプログラムはデプロイされていないため、もう一度、赤線部の「発行」ボタンを押します。
するとAzure Potalにて
デプロイが完了されていることが確認できます。
最後にテストをして完了です。
Azure Functionはスマートスピーカーのアプリ開発などにも応用できるので、面白そうですね。
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